アトピーマニュアル3
リバウンドを抑えながらステロイドをやめる

 

「ステロイドを弱くし、塗る頻度を下げると、すぐにリバウンドがおきてしまう。」

ということに悩まされた私は、まず、なぜリバウンドが起きるかということを調べはじめました。そしてその答えを見つけました。

  ・ステロイドを長期間使用することによって
            副腎でステロイドホルモンを作る能力が低下する

  ・さらに、ステロイドの副作用で、患部の免疫力が極端に低下する

  ・この状態でステロイド使用をいきなり中止する

  ・副腎が作るステロイドホルモンが以前よりも減少しているため、
    炎症を抑えるものが何もなく、ひどい炎症が襲ってくる

  ・免疫力が低下した患部に細菌や真菌、ウィルスなどが繁殖する

つまり、ステロイドの副作用によって、リバウンドや細菌感染による合併症などが起こることが書いてあったのです。

 

そこで私は、

   1.患部の免疫力向上

   2.炎症を抑える

   3.殺菌と細菌感染防止

この3つのポイントをステロイド以外の方法で補いながら、同時にステロイドを徐々に抜いていけば、このつらいリバウンドやステロイド依存から抜け出せるのではと考えたのです。

 

また、ほかの医学書にはアトピーの原因については、遺伝やストレスなどによるアレルギーだけではなく、

  「合成洗剤、残留塩素、活性酸素などによって
      皮脂や細胞間脂質(セラミド)が減少する、皮膚のバリア機能の低下

が重なってアトピーが発症することが書いてありました。

そこで、上の3つのポイントにもうひとつ

   4.皮膚のバリア機能の修復

加えました。そして、これら4つのポイント

  1.患部の免疫力向上

  2.炎症を抑える

  3.殺菌と細菌感染防止

  4.皮膚のバリア機能の修復

を満たすための方法を見つけるために、さらに調査を続けました。

そして、ついにこれらの要件を満たす具体的な方法を探し当てたんです。

 

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